アドワーズのサイトリンク有効活用法
1月 17, 2011 | 品質スコア, 広告, 検索ネットワーク, 海外情報
先日、サイトリンクのテキストも最適化させる努力が、今まで以上に必要になってくる という記事を公開したのですが、今回はそのアドワーズのサイトリンク有効活用法として SearchEngineLand.com の記事 を参考に、日本の事例を交えながら幾つか紹介したいと思います。
ちなみにサイトリンクの設定方法が分からない方の為に、少しだけ脱線して紹介しておきますが、サイトリンクの設定は下記のイメージにあるように [広告設定オプション] のタブから行います。
SEO のサイトリンク とは異なり、アドワーズのサイトリンクはテキストやリンク先を自由に編集することが出来るので、最適化をしながら有効活用して下さい。
それでは以下、サイトリンクを有効活用するためのアイデアを幾つかご紹介します。
季節的プロモーション・期間限定キャンペーン
季節のイベントにあわせてキャンペーンを行っていたり、何時も何らかの期間限定キャンペーンを行っている広告主も少なくないと思います。
いつも売れてる通常の商品を広告に出しつつ、同時に新たなキャンペーンを訴えかけることが出来ます。
ユーザーのセグメント
サイトリンクを使って、潜在顧客を広告の段階でセグメントすることが出来ます。
例えば、デルの例などはすごく分かりやすいのですが、[法人のお客様] と [個人のお客様]、[ノートパソコン] と [デスクトップ]というサイトリンクを設定して、ユーザーを振り分けることも可能です。
ブランドのセグメント
同じ会社で複数のブランドを取り扱っているケースなどに有効です。
例えば、[Sony] という会社名の検索に対して、[VAIO] や [ウォークマン] といった、同じ会社にある個々のブランドのサイトリンクを作成することが出来ます。
価値のあるページに直接飛ばす
総合サイトのブランド名で検索された場合などに、メインのテキストリンクはホームへのリンクに飛ばすのと同時に、最も売れているカテゴリや商品、若しくはそのサイトのお薦め商品などをサイトリンクでプッシュすることが出来ます。
信用・オファー
通常のテキスト広告に収まりきらなかった信用・オファーをサイトリンクで補う事もできます。いわゆる、サイトリンクのスペースもテキスト広告の一部と考えて、広告文として活用する方法です。
例えば、
- お客様の声のページ
- 特別オファーのページ
- 商品ベネフィットの詳細ページ
テキスト広告の文字制限によって伝えられなかった部分を、サイトリンクを使って訴える事もできます。
まとめ
あとは、テキストの書き方を工夫しながら、クリック率を高めていけると良いですね。
サイトリンクを表示させるために 品質スコア が大事になってきますが、サイトリンクは広告全体のクリック率アップも期待できますので、是非活用してみてください。