地域と言語によるターゲット設定をした広告を同時に表示させるツール

10月 28, 2009 | 便利ツール, 広告, 検索ネットワーク, 海外情報

AdWords で特定の地域や言語を広告のターゲットに設定できるのは既にご存知ですよね?

キャンペーンの地域設定では、国、地域、都市、カスタムの地域などを組み合わせて自由に設定できます。

今回は、それらの設定がしてある広告を見分けるために、同じブラウザで違う地域の広告を簡単に表示させようというツールです。

つまり、その地域にいなくても、このツールを使うことで、その地域にいたつもりで Google の検索をして、広告がどんなものが出ているのか調べることができます。(広告プレビュー ツール を使っても同じ事ができるのですが、このツールを使うと、かなりの時間短縮になります。)

例えば、同じキーワードでも日本全国に表示されている広告と、東京限定で表示される広告が、どれだけ違うのかとか、海外にいた場合は、どんな広告が表示されるのかというのを知ることができます。

ちなみに、[ホームページ作成] という日本語のキーワードを、海外にいたつもりで検索してみると、海外在住の日本人の方へに向けたホームページ作成サービスの広告が出てきました。

海外にいたつもりで Google 検索

海外向けにビジネスをやっている人とか、海外のマーケットリサーチがしたい人などは、特に有効なのではないでしょうか?

FireFox のアドオン – Google Global

Google Global と呼ばれる FireFox のアドオンを使います。

まだ Firefox を使っていない人は こちら からダウンロードしてください。

ダウンロードしたら FireFox を再起動するだけで、使用開始です。

後は、Google の検索結果の画面で、右クリックをすると、”Search Google Global” というオプションが表れるので、デフォルトにある検索地域を指定することができます。

Google Global の使い方

FireFox のツールバーをカスタマイズすれば、ツールバーからクリックひとつで検索地域を指定することもできます。

上記イメージにあるように、カスタマイズした地域を設定することも可能です。

ツールのオプション(Google の検索結果の画面で右クリックをして [Search Google Global] → [Show Option] を選ぶか、FireFox のアドオンから、Google Global を選択して [設定] をクリック)を開くと、カスタマイズした地域を設定ができます。

Google Global の設定 01

例えば東京を指定する場合は、こんな感じ。

Google Global で東京を設定

設定に必要なコードはこちらです。

国コードと地域コード
アメリカの都市コード

P.S.

残念ながら、コンテンツネットワークの広告は対応していません。

このエントリーをはてなブックマークに追加

申し訳ございませんが、古い記事に対するコメントは締め切らせて頂きました。