キーワードのオークション分析
5月 23, 2012 | キーワードリサーチ, レビューと解析, 検索ネットワーク, 海外情報
キーワードのより詳細データを知るための新機能です。
先日 Google 公式ブログ(英語)で、オークション分析という機能が追加されたという発表がありました。
ヘルプによると、この指標から、下記のような分析ができるようになります。
- 平均掲載順位 – この指標は今までも使用出来ましたが、同じオークションにかけられた広告と比較して、どの程度のランクなのかを把握することが出来ます。
- インプレッション シェア – 実際の表示回数を、表示される可能性があった回数の推定値で割った割合で、機会損失を把握することが出来ます。今までインプレッションシェアはキャンペーン単位でしかみることができなかった指標ですが、キーワード単位で分析できるようになります。
- 重複率 – 競合の広告が同時にインプレッションを獲得した割合を表します。つまり、競合度合いを把握することが出来ます。
- 上位掲載率 – 競合の広告が上位に掲載された割合を表します。
- ページ上部表示率 – 自分の広告(または他の広告)がページの最上部(プレミアムポジション)に掲載される割合を表します。
まだ、アカウントには実装されていないようなので、スクリーンショットは省略しますが、この指標を表示するには、統計情報一覧の上部にある [キーワードの詳細] から使用できるようです。
※ キーワードの左側にアイコンが表示されていれば、そのキーワードのオークション分析レポートを生成できます。
こういった指標が増えるのは、非常に有り難いですし、普段の地道なユーザーの声が、Google に届いていることが実感できます。
コメント (1)
該当記事のコメント欄が閉じられていたので、こちらでお伺いさせていただきます。
同じキーワードを入力した時にキーワードツールで表示されるおおよそのクリック単価、御見積ツールに表示される平均クリック単価に差が出るのですが、これはなぜでしょうか。
Googleのヘルプで見てみてもおおよそのクリック単価も、クリック単価を平均したものと書いてあり、違いがよく理解できませんでした。
大変恐縮ですが、ご教授いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。