コンバージョンオプティマイザー – チュートリアル(ビデオ)
9月 9, 2009 | コンバージョン, 便利ツール, 単価・見積もり・入札価格, 海外情報
最近、Google のオフィシャルビデオを意訳する記事を頻繁に公開していますが、今回はコンバージョンオプティマイザーについてのビデオです。
コンバージョンオプティマイザーとは、希望する1 件当たりのコンバージョン単価を設定するだけで、Google が自動的にクリック単価を調節してくれる非常に便利な機能です。
意訳:
コンバージョンオプティマイザーは、過去のパフォーマンスから計算して、コンバージョン 1 件あたりかかるクリック単価を自動的に調節します。
今までと同様に、クリック当たりの単価の支払いになりますが、コンバージョン当たりの単価を指定するだけで、Google が機械的に単価の調整を微調整してくれます。
コンバージョンが取りやすいキーワードやプレースメントに対して、広告を表示することができます。
コンバージョントラッキングを使用していて過去 30 日間で、コンバージョン数が 30 件以上(※ ビデオの中では 30 件との説明ですが、現在は 15 件以上のコンバージョン数があれば、ご利用できます。)であれば、時間の節約と同時にコンバージョン 1 件当たりのコストを引き下げることができます。
コンバージョンが取りやすいキーワードに対して最適なクリック価格を設定してくれるだけではなく、コンテンツネットワークなどでも、地域属性などから判断して、コンバージョンが取りにくい広告は、単価を下げながら広告を表示させない設定をしてくれます。
設定は、キャンペーンの設定画面から変更できます。
多くのユーザーがコンバージョンオプティマイザーを使うことで、コンバージョン 1 件当たりのコストを引き下げると同時に、コンバージョン数も増やすことに成功しています。
あなたも、さっそく使ってみては如何ですか?
気に入らなければ、いつでも元のクリック上限単価を設定する方式に変更できます。
コンバージョンオプティマイザー – スタートガイド(日本語)
P.S.
こちらの記事にも紹介しましたが、僕もコンバージョンオプティマイザーを使うことで、コンバージョン 1 件当たりのコストを引き下げるだけではなく、コンバージョン数もアップしたキャンペーンが沢山あります。
是非、一度お試しください♪
設定する金額は、コンバージョン 1 件あたりにかかる金額を “入札” する方式なので、実際に希望するコンバージョン単価よりも、ちょっと多めの金額を設定するようオススメします。
あと、こちらの記事にも紹介しましたが、LPO 対策などで急激にサイトのコンバージョン率が変化したときだけは、ちょっと注意してくださいね。
コメント (2)
1つのアカウントでコンバージョンオプティマイザーを1週間試してみました(キャンペーン設定はコンテンツマッチのみです)。
試してみて感じたことを書いておきます。
・CPCにあった単価調整の作業が、CPAだといらない
・思いついた広告グループのテストが早く終わる
・広告表示場所の良し悪しが不安定?
(突然クリック数が増え、すぐに落ち着くといったことが時々ある)
個人的には、時間短縮のメリットが大きいです。
ちなみに、コンバージョンは0.25%から0.39%になり、うまくいきました。
今回は、クリック単価の自動調整そのものの効果より、広告グループのテストが早く終わることにより、損切りをざっくりできたという2次的効果のほうが大きかったです。
デメリットは特に感じませんでした。
いつも、僕にとって未知のアドワーズ機能をどんどん紹介してくださり、ほんとうに頭が下がります。ありがとうございます。
もも太さん
ご報告ありがとうございます。
こういった報告が聞けるのは、僕にとってもすごく嬉しいです。