コンテンツネットワーク – ターゲティングと最適化(ビデオ)
9月 8, 2009 | ディスプレイネットワーク, 手動プレースメント, 海外情報
先日、Google からオフィシャルに公開されているコンテンツネットワークの初級編ビデオを 3 つ紹介しました。
今回のは、もう少し中・上級編のビデオを紹介します。
こちらも英語圏の Google からオフィシャルで公開されているものですが、解説付きでご紹介します。
以下、意訳です。
コンテンツネットワークの概略
コンテンツネットワークを使うと、約 7 割のインターネットユーザーに対して広告を表示させることができる。
キーワード、ユーザー統計、地域、興味、時間、サイト、などに分けてターゲット化することができる。
コンバージョントラッキング & Analytics を利用して、サイトごとのパフォーマンスを分析することができる。
テキスト広告、イメージ広告、フラッシュ広告、ビデオ広告、ガジェット広告、In-Video テキスト & ビデオ広告、などに対応。(日本では一部使えないものもアリ。)
検索するには至ってないが、情報収集している段階の潜在顧客に対して広告を表示することができる。
ターゲット化の方法
自動プレースメント: 設定したキーワードと関連性のあるコンテンツを Google 自動的に判断し、広告を表示する。
手動プレースメント: 広告を表示させたい URL を指定する。
キーワード + プレースメント: 手動プレースメントに対してキーワードを設定することもできる。キーワード + プレースメント
キャンペーンの作成
自動プレースメント:
- コンテンツネットワーク用の予算を決める
- 検索ネットワークとは別にキャンペーンを作る
- パフォーマンスの悪い広告グループを止める
- コンテンツネットワーク用の広告文を作成する
- 検索ネットワークでは使わなかった、より一般的なキーワード(ビッグキーワード)を使う
- グループでテーマを作り、それに合わせた広告文を作成する
- データが集まりだしたら、自動プレースメントのレポートを利用する
- グループでテーマを作り、それに合わせた広告文を作成する
- 場合によっては、キーワード OR プレースメントを除外する
- 潜在顧客がみていそうなウェブサイトのテーマは何かを考える
- 複数のグループ間でキーワードが重複しても構わない。(グループ全体でテーマが決まるので、テーマ作りのために必要なキーワードがグループ間で重複することもある)
手動プレースメント:
- どのサイトに広告を表示するか的確にコントロールすることができる
- 場合によっては、サイト内のページも指定することができる
- CPC (クリック単価)と CPM (インプレッション単価)を選択することができる(CPM は表示回数重視のお客様向け)
- CPM で設定した広告は、広告枠全体を占領するので、より高い広告ランクが必要とされる(CPC で設定したイメージ広告も同様の扱い)
- URL ごとに入札価格を決めることができる
広告の種類
ダイレクトマーケティング型、マスマーケティング型に応用できる。
ディスプレイ広告による検索ネットワークの相乗効果。
ディスプレイ広告ビルダーが使える。
キャンペーンの最適化
基本は、解析・仮説・テストの繰り返し。
- いろんな広告フォーマットをテスト
- 広告の文章をテスト
- 広告グループのテーマをテスト(キーワードのテスト)
コンバージョントラッキングを使用して、どのクリックがコンバージョンにつながったのか解析しましょう。
Analytics を使って、ユーザーの動きを解析しましょう。
入札価格の調整、除外サイト、除外キーワードの設定をしましょう。
コンテンツネットワークのレポートを使って、パフォーマンつの良いサイト、悪いサイトをみつけましょう。