広告文にキーワードを挿入する
3月 24, 2009 | 品質スコア, 広告, 検索ネットワーク
広告文の書き方の具体例をあげる前に、まずは、次に挙げるストーリーに注目してください。
年齢38歳のサラリーマン
彼はいつも会社まで、車で40分かけて通勤している。
仕事が終わり、自分の車に乗り込み、帰宅の途中、車の走行メーターが10万キロを越えている事に気が付く。
帰宅後、食事をしながら、
「そろそろ、今乗っている車が古くなってきたので、新しい車に買い換えようかな~」
と決意する。
翌日、いつもと同じ通勤のドライブ...
いつもと同じ通勤のドライブなのに、なぜか今朝は、他の車ばかりが目に付く。
「う~ん、あの黒いBMWも良いな~」
「おっ!あのトヨタ車かっこいいじゃん!」
「あの車いくらぐらいするんだろう?」
突然、車の交通量が増えたわけではない。しかし彼の目には、車ばかりが入ってくる。昨日と今日の違いは何だろう!?
『車が欲しい!』と思った瞬間から、街に走っている車が気になってしょうがない。潜在意識の中に『車』というキーワードが組み込まれ、そればかりが視界に入ってくる。
もし次に、『BMWが欲しい!』となったら、彼はその瞬間から、他の車に注目することなく、BMWしか見えなくなることでしょう。
インターネット検索でも同じように、自分で検索したときに使ったキーワードが既に脳の中に組み込まれてしまっているため、潜在意識の中で自然とそのキーワードを探してクリックするという現象が起こります。
自分で、検索エンジンを使ってみたときの事を考えてみましょう。あなたなら、検索結果のどこを見ているでしょうか?
検索結果の順位は別として、まず一番初めに目を通すところは、広告のタイトル部分ではないでしょうか?
となれば、そこにユーザーの潜在意識の中にある検索キーワードを埋め込めば、当然その広告はより多くのユーザーの目に留まり、より多くのクリックを発生させる事ができるのです。
それから、”広告文のタイトル部分に検索キーワードを埋め込む” ことの利点は、もう2つあります。
検索キーワードが広告文に埋め込まれていると、そのキーワードが太字で表示されるため、それだけで目立つ事ができます。
それから、広告文とキーワードの関連性によって、品質スコアもアップします。
※もちろん、クリック率がアップして、それによってアップする品質スコアもありますが、広告文にキーワードが存在することで、直接的な品質スコアアップの要因となります。
“広告文のタイトル部分に検索キーワードを入れる” というのは、一石二鳥どころか、、一石三鳥なのです。