キーワードに設定するときに、大文字と小文字・記号は重要ですか?
12月 18, 2009 | キーワードリサーチ, 検索ネットワーク
ユーザーが日本人でも、例えば [SEO] などアルファベットで検索する場合も少なくないですし、そのため AdWords でアルファベットのキーワードを買うことなどは頻繁にあります。
中には、アスキーアートの顔文字を検索するユーザーもいるようです。(もちろん、それに向けて AdWords 広告を出すという話ではないのですが…笑)
今日は、そういった特殊な場合に、キーワードをどうやって設定したら良いのかという話です。
大文字と小文字
AdWords では、大文字も小文字も同じように扱われます。
SEO = seo
なので、アルファベットを含むキーワードを設定するときに、大文字・小文字を区別する必要はありません。
句読記号
句読記号とよばれるもの
- . (ピリオド)
- , (コンマ)
- : (コロン)
- ; (セミコロン)
- ? (疑問符)
- ! (感嘆符)
- () (カッコ)
などなど、これらはシステムの都合上、読めないようです。
ただし、
- & (アンド)
- _ (アンダースコア)
- ‘ (アポストロフィー)
上記の 3 つだけは、例外のようです。(まあ、日本では不必要だとは思いますが…汗)
それから当然ですが、句読記号といっても、
- ‐ (マイナス記号、ハイフン) = 除外キーワード
- [ ] (角かっこ、ブラケット) = 完全一致
- ” ” (二重引用符、ダブルクォーテーション) = フレーズ一致
これらの記号をキーワードと一緒に設定すると、違う意味を持つ事になるのは、このブログを読んでいる人なら理解できますよね…
日本語特有の問題
以前、このブログにも質問を頂いたことがあるのですが、日本語の場合は下記のように、同じ言葉でも検索ユーザーによって異なるタイピングをするケースがあります。
- スペースあり、スペース無し(例: SEO対策、SEO 対策)
- ひらがな、カタカナ、漢字(例: りんご、リンゴ、林檎)
- 漢字の読み(例: 申し込み、申込み、申込)
SEO の検索でも分かると思いますが、タイピングの仕方によって、検索結果が多少異なったりします。
もちろん Google は、これらは同一の言葉であると把握していますが、品質スコアの要因チャート にもあるように、検索クエリに対するキーワードと広告文の関連性を考えると、部分一致で設定しているだけでは物足りない場合もあるでしょう。
もちろん手間を考える必要があるのですが、そのキーワード自体がそれほど細かいところまで気にするだけの価値があるキーワードなら両方設定してみて、分析してみるのも良いでしょう。
コメント (3)
> . (ピリオド)
は読めるようですよ。
お米マンさん
コメントありがとうございます。
一応、Google のオフィシャルの発表では、例外の 3 つ以外は、意味が無いということで、記事にさせて頂きました。
ちなみに、お米マンさんが仰るのは、どこの情報ですか?
今回の記事にある句読記号に関しては、検索で読みこめるかそうでないかではなく、AdWords でキーワードとして設定したときに、それがキーワードとして判別されるかどうかという話ですが、誤解は無いですよね?
誤解していたようです。
他の句読記号ができない一方で、ピリオドはキーワードとして設定できたので、とっさにコメントしましたが、
> お米マンさんが仰るのは、どこの情報ですか?
こちらを受け、正式なものを確認しました。
https://adwords.google.co.jp/support/aw/bin/answer.py?hl=jp&answer=53539
ピリオドは設定はできても、”「Fifth Ave.」は「Fifth Ave」と同一”とのことでした。
失礼致しました。