リンク先の読み込み時間についての誤解

4月 21, 2009 | 品質スコア

先日クライアントから、イメージで作られたページだからサイトが重いので、高い品質スコアが期待できないのではないのかという質問を受けました。

イメージで作られたページだからサイトが重いので、高い品質スコアが期待できないのかというと、そう言うワケではありません。

確かにGoogleは、ページの読み込み時間を品質スコアの一因として、考慮しています。

ただし、ここでいうページの読み込み時間は、HTMLの読み込み時間が問題であって、イメージやスクリプトは含まれていません。

だから、イメージが多すぎるページだから読み込み時間が遅いのは、品質スコアに直接は関係しないのです。

ただし今後は、イメージやスクリプトもページ読み込み時間の要因に入る可能性はあるということをGoogleも公表しているので、今後のルール変更はあると思いますが、今のところは関係ないということです。

まあGoogleも、『ページのすべてのコンポーネントを最適化することをおすすめします』 と言っているし、今後のことを考えたら、今からその準備をしておいた方が良いのかもしれませんが…

もちろん、”リンク先の読み込み時間が遅いと、広告停止になる(グーグルスラップにあう)” などのデタラメ情報を流している人もいますが、これによる品質スコアの低下は、広告停止の問題と直接は関係ありませんので、混同しないでくださいね♪♪♪

それから、フラッシュで作られたホームページが問題があったのも、昔の話。

今の時代は、Googleやアドビの努力のおかげで、フラッシュでもそれほど問題はなくなってきた。

それでも心配な人は、前にも記したが、ランディングページをGoogleはどのようにみているのかということを知るために、Googleキーワードツールを使って、ウェブサイトのURLから、フラッシュが使ってあるページのコンテンツに関連するキーワードを抽出してみよう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

申し訳ございませんが、古い記事に対するコメントは締め切らせて頂きました。