戦術やノウハウも大事だけど、クライアントとのコミュニケーションも必要
今回は、ちょっとテクニックみたいなところからは離れて、代理店としてのマインドセットみたいなところの話をしたいと思います。
これは、代理店として仕事をしている方だけではなく、代理店に仕事を依頼している広告主にとっても大切な事なので、できれば後者の方にも、最後までお付き合いいただきたいです。
リスティングを運用する上で(特に、クライアントの案件をあずかって運用する上で)、もちろんテクニックやノウハウも必要なんだけど、それと同じくらいクライアントとのコミュニケーションも必要だという話。
毎月のレポートを作成して、『CPA を厳守しながら、これだけコンバージョン数を増やすことができました。』とメールで報告する…
こんなやり方もまあ、広告主にとってはパフォーマンスがとれている限りは、満足なサービスといえるかもしれません。
ただ、毎月毎月コンバージョン数を増やしていくことも至難の業ですし、仮に良いパフォーマンスが続いたとしても、それに慣れてもっと良いパフォーマンスを期待してしまうのも人間です。
そんな時に大切なのが、”コミュニケーション” です。
コミュニケーションが大事なのは、一緒に仕事をしている限りは大事なので、リスティングの業界だけに限らないのですが、オンライン上の仕事なので、それをメールだけで済ませてしまっている方も少なく有りません。
メールというのは便利でもあり、とても危険なツールでもあります。
場所や時間を選ばずに連絡ができるという点では良いのですが、細かいニュアンスが伝わらなかったり(その結果、誤解が生じたり)、簡単すぎるゆえに気持ちが伴ってなかったり…
ですので僕自信も、できる限り実際にお会いしてお話が出来るように務めています。(もちろんなかなかそれができないこともありますが、たまに思い出したように食事に誘ってみたり。)
そのコミュニケーションが日々の運用のモチベーションにもなります。
僕のお客様には仕事のできるビジネスパーソンが沢山いるので、あって話をするだけでも、いろんな意味でのモチベーションに繋がるのは幸運だとは思います。(もちろん、そういう相手を選んでいるのもあるんですけどね…笑)
逆にもし、あなたが代理店にリスティングの仕事を依頼している立場の人間であれば、月一回のレポートをメールでやりとりしているだけのところを、担当者と実際に会って食事をしながらでも話をするだけで、その方のやる気や仕事が全く違うはずです。(地理的な条件で会うのが難しければ、電話でも良いと思います。)
オンラインの仕事全般に言えることなのかもしれませんが、結局最終的に動いているのは人間ですし、そこには人間関係だったり感情だったりが存在し、それが仕事のパフォーマンスにつながっていることを忘れないように…
っとまあ、せっかくこんな話をしたので…
とは言え、オンラインの仕事をしていると、実際に顔をあわせて話が出来る機会って、なかなか取れないのも現実です。
そこで、今度こんなセミナーをやることになったので、ブログの購読者にも実際にあって話ができると嬉しいな〜