ランディングページの関連性が品質スコアにより大きな影響を与えます
10月 6, 2011 | 品質スコア, 検索ネットワーク, 海外情報
先日、ランディングページの関連性が品質スコアにより重要な要因になりますという Google の発表 がありました。
これの意味するところを、簡単にまとめます。
今までは、ランディングページの評価が品質スコアに与える影響はネガティブな要因でしかなかった。(つまり、ランディングページにポリシー違反や表示速度の問題などのネガティブな評価があった場合は、品質スコアにダメージを与えていたけど、逆にランディングページの関連性が良いからといって、プラスの要因となることは無かった。)
※ 誤解の多い部分ですが、ランディングページが品質スコアに与える影響に関しては、過去にも 品質スコアの完全ガイド や 品質スコア本の要約 の記事で、プラスの影響は無いということを何度か説明しました。
ところが、今後はランディングページの関連性(質の良いページ)には、プラスの評価も加えられるということです。
これに関してGoogle の Jonathan Alferness (広告クォリティーチーム)も明言(英語サイト)しています。
今まで誤解していた方は、その誤解が現実となった形なので、この変更があったことよりも、今までがそうではなかったことに対する驚きのほうが大きいのかも知れませんが…笑
結局のところ、ユーザーエクスペリエンスを考えたときに、ランディングページを含めた部分で満足してもらうことが、Google 検索の評価になるということなので、その部分によりウエイトを置くようになったということです。
※ 今回の変更は、 Google の検索に限っての話です。
先日も、スマートフォン用サイトに対する評価(SEM LABO の解説参考)に変更がありましたが、果たしてどの程度の影響があるんでしょうかね。
Google の発表では、それほど沢山のアカウントで、大きな変化がみられるようなことは事はないので、パニックにならないようにとの促しがありますが、海外のフォーラム(英語)では早くもその影響が出たと騒いでいる人もいるようです。(まあ、この投稿に関しては、あまり信用できませんけど…)