ランディングページのガイドライン違反とランディングページの品質が区別されます
4月 19, 2011 | グーグル スラップ, 品質スコア, 海外情報
今までは、ランディングページのガイドライン違反があった場合でも、単純に品質スコア の低下という扱いでアカウントに反映されていたのですが、アカウント内の問題をより分かりやすく把握するために、ランディングページのガイドライン違反とランディングページの品質が区別されるようになるようです。
More clarity in AdWords for advertisers affected by landing page policy(英語)
そもそも、違いは何なの?
まず、ランディングページのガイドライン違反とランディングページの品質は、何が違うのかという話です。
ランディングページのガイドライン違反とは、簡単に言うと
- コンテンツに乏しいアフィリエイトサイト (ユーザーに有益性のない、クリックの流動だけを目的としたサイト)
- ビジネスの透明性がはっきりしていないサイト (プレゼントなどを引き換えに、個人情報だけを取得するサイト)
- 煽りの表現の多い怪しいサイト(実際にサイトに記載してある表現とは異なる商品を販売することでトラブルが発生しそうなサイト)
このようなタイプのサイトを広告に出すことで、ドメインの停止や、悪質なものが続けばアカウントの停止になるようなものを指しています。
その反面、ランディングページの品質とは、キーワードとランディングページにある内容の関連性だったり、リンク先ページの読み込み時間だったりします。
もっと簡単にいえば、
- ランディングページのガイドライン違反 = マニュアルのレビューによる評価
- ランディングページの品質 = サイトのクローリングなどによる自動の評価
と理解しても問題ないかと思います。
具体的にアカウント内にどう反映されるの?
今までは、ランディングページのガイドライン違反があった場合でも、品質スコアが 1/10 になったりするだけで、具体的に何が起こったか把握しづらい部分がありました。
これからはキーワードのステータス部分に、”Site Suspended (サイト停止中)” の表記がされると同時に、品質スコアが表示されない(更新されない)ようになるようです。
広告のタブに移動しても、広告は一切表示されていないという “Suspended (停止中)” の表記がされるようです。
※ もちろん、悪質なものと判断されると、アカウントの強制停止にも発展します。
まとめ
今まで、『ランディングページのガイドライン違反 = 品質スコアの低下』という理解で、もっと大きな問題があるのにも関わらず、ランディングページにキーワードを一生懸命追加したり、ランディングページの表示スピードを改善するといった無駄な努力をしてきた方々をたくさんみてきましたが、この変更で問題の状況把握も分かりやすくなるのではないかといのではないかと思います。