グーグルアドワーズ、代理店向けサポート停止とサポート体制の変更を検討中
グーグルが、代理店向けサポートを停止する予定であるというニュースが飛び込んできました。
Google Abandons Agency Support(英語)
タイトルには “検討中” と書いたのですが、実際には既に調整中であり、2011 年 1 月 1 日をもって代理店向けサポートを停止することになっているようです。
但し、これは海外の話…
日本はどのように動くのかまだよく分からないので、 タイトルを “検討中” にしておきました。
ヨーロッパで動きはじめているようですが、他のエリアでも同じようにしていくとの Google からの報告もあったようなので、一応このブログでも取り上げておきます。
今後は、代理店も Google 担当者と直接電話でやりとりするのではなく、個人と同じように質問フォームからやりとりするようになるという話です。(一部の大手代理店に限っては、電話サポートも引き続き行うというウワサもありますが…)
- 高額な広告費を使ってくれる代理店
- 大量の顧客を連れてきてくれる代理店
こんな代理店に対しては、金額の面でもサポートの面でも、優遇されたサービスを提供するのは当然のような気がしますし、ここまでアドワーズが広まったのはそういったサービスがあったのも理由の一つだと思います。
ところが、そこに一石を投じようとしているらしいのです。
- アドワーズが急激に伸びているから、サポートが追いつかなくなってきたのが理由なのではないか?
- Yahoo と Bing は、今こそカスタマーサポートに力を入れるべきだ!
- 機械的になり過ぎるのは良くない、人と人とのつながりをもっと大事にするべきだ!
といった声が飛び交っていますが、『サポート全てをインドに移行する』とか、『全ての質問を一定の場所でフィルタリングした上で、一括で処理される』といったウワサ話を聞いていると、サポートが出来ないからというよりも、その逆で、代理店が受けているサポートと個人が受けるサポートの距離を縮めるという狙いがあるような気もします。
インターネットのソーシャル化の流れからするとそれが自然なのかもしれませんし、本来 AdWords それ自体が、マスマーケティングよりもダイレクトマーケティングやニッチ産業にフォーカスしている経緯もあると思います。
まあとにかく、理由が何なのか本質がどこにあるのか、まだ明らかになっていませんが、とりあえず海外では代理店向けサポートが変化していくことは間違いなさそうです。
Google によると、他のエリアも随時対応とのことで、そこに日本が入っているかは不明ですが、世界の流れがそうであるなら日本も同じ方向にいずれは向かっていくような気がします。
どうなんでしょうね…
コメント (2)
百度はアカウント開設段階から、営業マンが会社に来ます。
まあ、中にはさんざん煽って沢山広告費を使わせる輩もいますが、
中国でのシェアNo1を、確実に保持するための努力でしょうか。
代理店のサポートを充実させるよりも、個人のサポートを如何に
充実させるかが、今後のポイントでしょうからね。
ゆきち さん
いつもコメントありがとうございます。
百度の情報も、面白いです。