ディスプレイ広告のサイズは、どれが最適なの?
今回の記事は、AdWords のディスプレイ広告の、どのサイズが一番パフォーマンスが良いのかという話ではなく、指定されたサイズで作成したディスプレイ広告が、Google によってサイズ変更されることがあるという話です。
例えば、指定された 200 x 200 のディスプレイ広告を作成した場合。
元のファイルは 200 x 200 でも、広告下部にある “Ads By Google” が挿入されるとその分だけ画像のサイズが調節されます。(横のサイズはそのままで、高さだけ調節されます。)
以前、成功するイメージ広告(バナー広告)の作り方で、テキスト風のイメージを作成するのも、一つの手段としてアリだという話をしたのですが、上記のイメージにあるように、このサイズ調節によって文字がぼやけたりする可能性もあるワケです。
たまにこの現象が起きている広告をみかけることがありますし、自身でも経験があります。
これを避けるために、はじめからサイズ調整した状態でイメージをアップロードすることも可能です。
オリジナルサイズ (横幅×高さ) |
サイズを調整後 (横幅×高さ) |
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バナー | 468×60 | 468×49 |
ビッグバナー | 728×90 | 728×79 |
スクエア | 250×250 | 250×239 |
スクエア (小) | 200×200 | 200×189 |
レクタングル (大) | 336×280 | 336×269 |
レクタングル | 300×250 | 300×239 |
スカイスクレイパー | 120×600 | 120×578 |
ワイド スカイスクレイパー | 160×600 | 160×578 |
イメージ広告の表示形式(Google ヘルプ)
画像サイズの調節(Google ヘルプ)
ヘルプにも書いてあるのですが、通常のイメージで 11 ピクセル、縦長のイメージだけは 22 ピクセルの調節がされます。
調節されるサイズが分かっているのであれば、はじめから全部そのサイズで作成すれば良いんじゃないの?
確かにそうですよね…
でも、ヘルプをよく読んでみると、『適切なサイズで新しく作成することをおすすめします。』と言っておきながら、『調整させていただく場合があります。』という説明をしています。
場合があるということは、そうじゃない時もあるという事です。
英語圏の AdWords 公式ブログでは、Ads By Google の表示方法が変更された というアナウンスがありましたが、日本でもその広告を目にしたことがあります。
この場合、イメージの中に “i” のアイコンが埋め込まれるので、サイズの変更は無いようなのです。
ただ、フラッシュ広告ではこれが使われているのを見るのですが、イメージ広告の場合は最近この形式をあまり見かけないのに加え、僕の場合はサイズ調整したイメージで、大抵の場合が上手く表示されているので、サイズを調節した状態でアップロードするのが良いかと思うのですが…
まあ、どちらが表示されるのかは選べないので、どちらのサイズでイメージをアップロードしても、問題になる可能性はあるのですが、これを知った上で、どちらが反応が良い広告なのかを調べてみるのが大事なのかもしれません。
逆に、ぼやけていたイメージの方が、反応が良いかもしれないですしね♪♪♪