オバマ大統領に学ぶアドワーズ攻略法
8月 17, 2009 | PPC広告全般, キーワードリサーチ, 検索ネットワーク
選挙でアドワーズが使われることはアメリカではよくあるみたいですが、オバマ大統領の戦略は、今まで以上に派手だったという話を聞いて、そこから何か学べるものは無いかと思い、ネタにしてみました。
“派手” がどれくらいかと言うと、多い時は 1 週間で 1 億円以上も使っていたという話です。(もちろん、本人がやっていたわけではないでしょうけど…笑)
当時の対抗馬だったジョン・マケイン氏もそれに応戦したりして、面白いやり取りがあったみたいです。
『何で今更、アメリカ大統領選挙の話なの?』とツッコミたくなる気持ちは分かりますが、今日はお盆明けのネタ記事ですので、勘弁してください♪
Barack Obama のキーワードで入札
売れるキーワードの条件にも書きましたが、固有名詞は反応が取れるキーワードだということをよくわきまえているということですね。
面白いことに、対抗馬のジョン・マケイン氏も、
Obama
Barack Obama
といったキーワードに入札し、広告文やランディングページで反論していたらしい。(ランディングページには、ビデオでかなり強烈な反論をしていたみたいです。)
他にも、当時の副大統領候補だった、
Joe Biden
Sarah Palin
といったキーワードにお互いが入札していたらしいのですが、どちらかというとジョン・マケイン氏の反論は過激で、オバマ大統領の攻撃はソフトだったみたいです。
政治関連のキーワード
候補者の名前以外にも、
ガソリン価格
イラク戦争
などなど、当時のホットなトピックでのキーワード入札もされていたようです。
地域指定
注目するのは、入札キーワードだけではなく、地域を指定してその地域のトレンドに合わせたメッセージを送っていたようです。
特にアメリカのような国土の広い国では、州によって人種の比率も違えば、考え方も大きく違っていたり、支持されている州・そうでない州がはっきりしていたりするので、効果的だったのでしょう。
まとめ
アドワーズ以外でもオバマ大統領は、Twitter、MySpace、Facebook などを駆使して選挙に勝ちぬいたらしいですが、これからは日本の選挙でも、ウェブ戦略を上手やって勝ったみたいな人がどんどん出てくるんでしょうかね…
というか、あまりよく知らないけど、日本の選挙活動で PPC 広告が使われることってあるのかな?
コメント (2)
ためしに「自民党」で検索してみたら
幸福実現党のスポンサーリンクが表示されましたよ。
この記事を書いてから知りましたが、こちら
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2009/02/post-10.html
にあるように、なんか日本には、厳しい決まりごとがあるみたいですね。