Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)に、ディスプレイ広告(イメージ広告)が追加… だけどちょっと “ヘン” じゃない?
※ 外部からの指摘があり、コンテンツの内容を一部訂正させて頂きました。
先日より、Yahooのコンテンツ広告である『Yahoo!インタレストマッチ』の名称が、『Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)』に変更になりました。
それに伴い、Yahooでもディスプレイ広告(イメージ広告)が追加されました。
※ Yahooではイメージ広告のことをディスプレイ広告と呼ぶみたいですが、分かりにくいので以下イメージ広告で統一します。(イメージ広告 = Yahooで言うディスプレイ広告と理解してください。)
ベータ版の頃は、100円からしか入札ができなかったのと、クリック率の良いイメージ広告があまり優遇されなかったので、ほとんど使えなかった感じですが、一般公開されたことでいろいろ改善され、楽しみな配信方法のひとつになるのではないかと期待しています。
ただ、ひとつだけちょっと引っかかるところがあります。
広告記載方式
今回の話をする前に、まずYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)には、インタレストマッチ・ターゲティングという2種類の広告記載方式が存在することを理解する必要があります。
- インタレストマッチの場合は、広告文章がキーワードの代役となる
- ターゲティングの場合は、広告文章が表示決定の要因にならない(その代わりサイトカテゴリなどの指定をする)
というルールがあります。
テキスト広告の場合は、今までのキーワードの概念が無くなったことで違和感はありますが、このルールでまあイケると思います。
ターゲティングを選択したキャンペーンでイメージ広告を出す場合は、広告文章は必要ないので、こちらもまあイケると思います。
しかし、インタレストマッチを選択したキャンペーンでイメージ広告を出す場合、タイトルと説明文が必要になってきます。
つまり、キーワードの設定がないので、イメージ広告にいちいちタイトル・説明文を入れて、キーワードの代役を作ってあげなければいけないということです。
『同じイメージ広告を出すのに何種類ものタイトル・説明文が必要なのかな?』とも思ったのですが、審査の進み具合を見ていると、タイトル・説明文はイメージ広告にある内容を表すものでなければいけないようなので、ひとつのイメージに対するタイトル・説明文は複数作れないような気がします。
つまり、あえて複数のキーワードに引っ掛けようとするのであれば、新しいメッセージのイメージ広告を、キーワードの代役という目的だけに作らなければいけないということです。
ここまでさせるんだったら、キーワード使わせてくれよと思いますが。
テキスト広告ではキーワードが無くなったことで簡素化されたはずなのに、またここでイメージに対するタイトル・説明文を要求するのは矛盾してる気が…
(正直ここまでのことを理解してる人がどれくらいいるのかも疑問ですが)まあ今後、上手い運用方法がみつかることを願っています。