ディスプレイネットワークの設定方法とそのパフォーマンス分析チャート
10月 26, 2011 | ディスプレイネットワーク, 海外情報
ディスプレイネットワークといっても、その設定方法はたくさんあるのですが、一般的なデータとして、どのような設定をすると、どれくらいのパフォーマンスが期待できるかというデータが、Google から発表されています。
※ 円の大きさは、配信範囲の規模を表しています。
- 自動プレースメント: グループにキーワードを設定して、そのグループのテーマに沿ったサイトへの配信
- 手動プレースメント: URLを指定して広告を配信
- トピックターゲティング: トピックを指定して広告を配信
- インタレストカテゴリ選択: ユーザーの興味に合わせて広告を配信
- リマーケティング: ウェブサイトにアクセスしたことのあるユーザーをターゲットとして広告を配信
- ディスプレイキャンペーンオプティマイザー(DCO): まだ日本では限定ユーザーのみの使用が可能ですが、ディスプレイネットワークの配信先を過去のパフォーマンスに合わせて、配信先から単価まで全て自動で決定し調節してくれるというとても強力なものです。(パフォーマンスが良いのは利点ですが、コントロールを失う(全て機械に任せる)ことになるので、そのへんはちょっと使いづらかったり、怖い部分はあります。)
もちろん、このデータは一般的にという意味であって、全てのアカウントでこのようなパフォーマンスの違いが出るというわけではありません。ただ、これを指標に調節してみるというのもアリだと思います。(ちなみに、僕が管理しているアカウントでも、だいたい同じようなデータになっています…)
リマーケティングが一番パフォーマンスが良いのは何となく納得です。このデータを見ても分かるように、まだディスプレイネットワークをはじめて無い方は、まずはりマーケティングからはじめてみるのも良いでしょう。
その他、広告配信範囲(顧客にリーチ出来る範囲)の大きさも考えながら、このチャートも参考に、いろんな設定方法を試してみては如何でしょうか?