コンテンツターゲットツール(ディスプレイネットワークのキーワードグループ作成ツール)の使い方

11月 26, 2010 | キーワードリサーチ, ディスプレイネットワーク, 便利ツール

ディスプレイネットワークのキーワードの選び方や広告グループの作り方 は、これまでも何度かこのブログで紹介してきたのですが、それを簡易化するためのツールが Google からベータ版で公開されているのをご存知でしたでしょうか?

コンテンツ ターゲット ツール と呼ばれるツールで、単語やフレーズを入力するだけで、テーマに基づいてグループ化されたキーワードがリスト化され、広告グループの候補として提示してくれるツールです。

ディスプレイネットワークのグループ作成にはワンダーホイールの情報も有効 ですが、それよりも上手にマッチングして作ってくれている感じがありますし、何よりも複数のグループを一度に簡単に作成してくれるので便利です。

使い方の解説

まずはこのツールの場所です。

[最適化タブ] → [運用ツール] → [コンテンツ ターゲット ツール] から選択します。(若しくは、[レポート&ツール] のタブから [コンテンツ ターゲット ツール] を選択。)

コンテンツターゲットツール

次に、ボックスの中に、商材とマッチするキーワード(ターゲット顧客がみていそうなサイトのテーマ)を入力します。

すると、下記のイメージにあるように、そのキーワードにあわせて、自動的にテーマに基づいてグループ化されたキーワードがリスト化されます。

コンテンツターゲットツールにキーワードを入力

選択したいグループのチェックボックスにチェックを入れ、キャンペーン名を入力して AdWords Editor 用のファイルをエクスポートします。

エクスポートされた時点で、フォーマットは AdWords Editor 用に加工されているので、あとは Editor に反映させるだけです。

コンテンツターゲットツールのエクスポート

余談になりますが、作成されたグループをクリックすることで、そのグループを作成することによって表示される可能性がある URL を事前に調べることも可能です。

コンテンツターゲットツールで調べる表示先 URL

もちろん、実際にそのグループを作成すれば必ずそのサイトに広告が表示されるというワケではありませんが、この時点であまりにもターゲットがズレていると分かれば、そのグループを選択しない決断が容易にできるので便利だと思います。

注意: このツールでは推奨入札単価の提案もしてくれるのですが、ちょっと高すぎる感じもあるので、ご自身のサービスにあわせて、もう少し安めに調節することをおススメします。

まとめ

ディスプレイネットワークのグループ作成を上手にできるだけではなく、かなりの時間節約にもなる上に、良いブレインストーミングにもなると思いますので、使える準備が出来た方は、是非お試しください。

アップデート

ベータ版で、全てのユーザーが使えるツールではないようですので、アカウントに反映されている方のみ、是非お試しください。(そうでない方は、心の準備を…w)

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コメント (6)

 

  1. チョッパー より:

    これは素晴らしい☆
    アドワーズの敷居が大分下がりますね☆

  2. propo より:

    早速試そうと思って、探したのですが・・・そのツールが管理画面上にありませんでした。

    ヘルプを読んだら、「一部の広告主様のみに提供を開始しております。今しばらくお待ちください」とありました・・・。

    ず、ずるい・・・(-_-;)

  3. グーグル アドワーズ ラボ より:

    チョッパー さん

    コメントありがとうございます。

    そうやって業界が盛り上がることを願っています。

    propo さん

    申し訳ございません。

    アップデートにも記載したのですが、使えない方が結構いるみたいですね。

    そのうち使えるようになると思うので、その時すぐに使えるように心の準備をしておいてください…

  4. ゆきち より:

    今すぐ使いたい機能ですが、、、、

    私もまだです。

  5. narutaku より:

    Googleどんどん進化していきますね。CVオプティマイザーもそうですが、面倒で複雑なリスティングの作業が便利になっていきますね。

  6. グーグル アドワーズ ラボ より:

    ゆきち さん

    結構まだ使えない方が多いみたいですね。

    情報発信するのがちょっと早すぎたかも…

    narutaku さん

    本来は、もっと便利になって誰でも使用できるのが、
    理想なんだと思うのですが、余計な機能もたくさん
    あるので、逆に難しくなってる現実もあるんですよね…w