検索クエリレポートを使った、除外キーワードの発見方法
9月 18, 2009 | キーワードリサーチ, レビューと解析
完全一致しか使っていない人は今日の記事はあまり参考にならないかもしれませんが、部分一致を使っている人は、除外キーワードを発見するための 1 つの指標になります。
※ 完全一致と部分一致の使い分けに関しては、完全一致と部分一致はどっちが良いの? の記事を参考になるかと思います。
プラズマ テレビ のキーワードを部分一致で設定した場合、普通のレポートだったら実際に検索してきたキーワードが何なのか分かりませんよね。
ヒットするキーワードの可能性としては、
- プラズマ テレビ
- 液晶 プラズマ テレビ
- プラズマテレビ 売れ筋
- プラズマテレビ 中古
- プラズマテレビ 寿命
- プラズマテレビ テレビ台
など、いろいろあるワケです。特に、下の方のキーワードは、新品のプラズマテレビを売るには、ちょっとハズレたキーワードだったりします。
予想できる範囲だったら、それをそのまま除外キーワードで設定すれば良いのですが、中には予想もできないキーワードを使って広告をクリックされていることを知らないままになっていることもあります。
このように、実際にユーザーがどんなキーワードを使って、あなたの広告をクリックしたのか、知りたいとおもいませんか?
更に、そのなかにあるちょっとハズレたキーワードがどんなパフォーマンスなのか、パフォーマンスが悪ければ除外したいと思いませんか?
それを知るためには、* 検索クエリレポートを使用します。
* 検索クエリとは、検索ネットワークで検索するときにユーザーが実際に入力する単語または複数語のことです。
このレポートを使うと、実際にユーザーがどんな検索キーワード(検索クエリ)を使って広告をクリックしたのか、そしてそれらのパフォーマンスが良いのか悪いのかを発見することができいます。
Excel の使い方に慣れている人は、”検索クエリ キーワード マッチ” の行を、部分一致とフレーズ一致だけに絞り込んで、ムダクリックが多いもの、コンバージョン数が一つもないものを、探してみましょう。
若しかしたら、自分の想像もできなかったビックリするようなキーワードでも、広告が表示されてしまっている可能性があります。それとは逆に、ビックリするようなキーワードで、コンバージョンが発生していたりする可能性もあります♪
ムダクリックが多いもの、コンバージョン数が一つもないものを、探してみると、そこの検索クエリには、明らかに自分のサービスとは関係のないモノが含まれていたりしますので、それらは除外キーワードで設定しちゃいましょう。
P.S.
今日の記事が参考になった方は、もしかしたらこちらの除外キーワードのサンプルも参考になるかもしれません。
コメント (3)
はじめてコメントさせていただきます。
いつもこのブログを参考にアドワーズをしておりましたが、
先日アカウントを削除されてしまいました。
削除されたのはリンクしたサイトです。
アドワーズ用にランディングページを作成して、
運営していただけにかなりショックです。
アカウント停止の原因は判明しています。
同一のIPで、複数のアカウントでログインしていたからです。
業種も業種ということで、厳しい措置をとったのかもしれませんね。
別アカウントを作成してまたアドワーズをやろうかとも考えましたが、おそらく同じURLでは無理でしょうね。
わかりませんが。。。
これからはコツコツとSEOでアクセスを増やしていきたいと考えています。
またアドワーズ用のコンテンツを作ろうと考えていますので、これからもちょくちょくと拝見させてもらいます。
長々と失礼いたしました。
はじめまして。
このような有益な情報を無料で公開している事に感謝します。
余分なクリックを除外するために、この記事は非常に役に立つと思い
早速実行しました。
しかし、除外したい項目に限って検索クエリの欄は、
「xx 個のその他の固有なクエリ」となっています。
これは調べようが無いのでしょうか?
ゆきちさん
コメントありがとうございます。
Google もそれを減らすように、できる限りの努力はしているみたいですが、
・検索回数の少ないもの
・個人情報に関わる場合
に限って、まだ「xx 個のその他の固有なクエリ」と表示されるモノもあるようです。