コンテンツネットワークのクリック率は、品質スコアに影響するのか？
コンテンツネットワークをはじめている人は、Google 検索の広告に比べて、クリック率が非常に低いことに気が付いていると思います。
『高い品質スコアを維持するには、クリック率が大事たって聞いたのに、こんなに悪いクリック率なんだけど、大丈夫ですか？』
という質問をよくされますが、心配ありません。
そもそも、Googleの検索は、何かを探してGoogleの検索結果からリンクをみつけてクリックするというのが目的なのに対し、コンテンツネットワークは、ユーザーはウェブサイトに書いてある記事を読んでいるところに、広告が偶然目に留まりクリックする程度なので、ユーザーの動きはそれぞれ全く異なります。
そのため、必然的にクリック率はコンテンツネットワーク広告の方が、低くなります。
そして、そのこともGoogleは十分に理解しています。
コンテンツネットワーク広告で発生したクリック率は、Google検索の広告の品質スコアには反映されません。
それから、コンテンツネットワークで発生したクリック率は、そのサイトで発生したクリック率だけが、そのサイトに表示される場合にのみ品質スコアとして反映されます。
アドセンスをやっている人はよく分かると思うのですが、サイトのデザインや記事の内容によって、広告のクリック率というのは異なります。
つまり、一般のウェブサイトをみてみると、クリック率の良いサイトと、そうでないサイトがあるのです。
ということは、コンテンツネットワークの全体のクリック率を品質スコアに反映させていては、表示されるサイトによってクリック率が異なるので、どうしても不公平が生じます。
この不公平を無くすために Google では、広告が掲載されるサイトや同様のサイトでのクリック率だけを、そのサイトに表示される場合の品質スコアとして評価するようにしています。
例えば、
aaa.com で表示された広告のクリック率が良ければ、aaa.com での品質スコアがアップするし、
bbb.com で表示された広告のクリック率が良ければ、bbb.com での品質スコアがアップします。
ということで、検索の広告に比べてクリック率が低いことを心配する必要はありません。それと同様に、マーケットが全く違うのに他人と比べて、クリック率が低いと心配したりするのは、無駄なことですよ♪
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