Googleはアフィリエイトが嫌いなの?
3月 27, 2009 | グーグル スラップ, 品質スコア
最近(最近でもないかっ…)、PPCアフィリエイトやらが流行っているらしいですね。
それと同時にGoogle側も、広告の取り締まりが厳しくなっていて、質の悪い広告だと、強制的に広告が出せなくなってしまうことがあります。
知っている人は、既に知っていると思いますが、巷でよく言われるGoogle Slapという現象です。
この広告停止の問題は、いろんな理由からそうなるのですが、特にアフィリエイトをやっている人たちには、そうなりやすい条件が幾つかそろっているために、『Googleはアフィリエイトを嫌っているのでは?』という噂が広がっているらしいのです。
海外でも、この話を耳にすることがあるのですが、果たして本当なのでしょうか?
Googleは、アフィリエイトを嫌っているのでしょうか?
そんな訳はありません。
先日、アドワーズ広告で面白い現象を発見しました!
有名アフィリエイトASPに登録してある、“商品名”とか“販売者名”で検索すると、アドワーズ広告のリンクは、ほとんど全部がアフィリエイトで埋め尽くされているのです。
広告をクリックすると、アフィリエイトリンクへ誘導するためだけに作られた1ページだけのサイトに、アフィリエイトのリンクだけがあるランディングページが表示されました。
他の広告をみても、同じような感じです。
おそらく、『アフィリエイトでこうやれば儲かるよ♪』みたいな話を紹介している人がいるから、こんな現象が起きているんだと思います。
ここで問題なのが、価値のない1ページ&1リンクだけのページが、大量に存在していることです。
このPPCアフィリエイター達がやっていることは、安くクリックを買って、それを高く売るという、クリックのトレードです。
これがGoogleが嫌うことです。アフィリエイトを嫌っているわけではありません。
それでは、どうすればアドワーズを使って問題なくアフィリエイトが出来るようになるのか…
それを解決する鍵はコンテンツです。
良質なコンテンツさえ提供されているHPであれば、アドワーズ広告でアフィリエイトをしても問題はありません。
つまり、安いクリックを買って、そのビジターに価値を与え、それを高く売るというのであれば、クリックのトレードにはなりません。
ユーザーもその情報をもとに、購入するかしないかの判断材料になるので、あなたのウェブサイトをみた価値が生まれます。ユーザーに価値のあるウェブサイトだと思ってもらえれば、Googleにも好まれます。
アドワーズでアフィリエイトをやる前に、一度立ち止まり、
『ユーザーにとって、本家のサイトに飛んでいく前に、あなたのサイトに立ち寄ることに価値があるのか? 』
ということを考えてみよう。